コスパ最高なCPUクーラー (Cooler Master I70C 冷却テスト)

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Cooler Master I70C 買いました!

今回レビューは「INTEL LGA 115X ソケット用 (ブルーLED)」のモデルとなります。Intel LGA 1700 ソケット用 を検討中の方はご参考までにお願いいたします。

いままでCPUに付属していたリテールクーラーを使用していたのですが、高負荷時にファンの騒音がうるさい事がずっと気になっていました。

ただCPUクーラーて意外と高価で交換にも手間が掛かる事から避けてきたのですが、めっちゃ安価なCPUクーラーを見つけた事から切って交換、ついでに能力をテストしてみました!

なおこのCPUクーラーですが、購入価格はAmazonで1220円でした。みて分かる通り最廉価帯といっても過言でない製品なのですが、あまりに安すぎて心配になるくらいの価格です(笑

↑今回のレビューはこちらの製品です。(INTEL LGA 115X ソケット用)

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↑定番のI70Cを Intel LGA 1700 ソケット用に、さらにLEDをブルーからRGBへ変更した製品です。

外観

まずはI70Cと外観です。トップフロータイプのCPUファンで、寸法はサードパーティーのCPUファンとしてはかなり小型になると思います。純正ファンと比較すると流石にそれなりのサイズ感にはなりますが、これくらいなら何かの部品に干渉する心配は殆どないと思いますし、寧ろこれくらいは無いと、あえて別売のファンを購入するメリットが無いと思います。

あと一般的にはサイドフローのファンの方が、大型のファンを搭載しているモデルが多く、CPUの冷却性能は良いといわれています。ただこのモデルのようなトップフローの方が、CPU周辺のチップセットもあわせて冷却できますので、ここは好みになってくるかと。

CPUクーラーi70C
斜め上からみた図
CPUクーラーi70C
上から比較した図(左I70C, 右リテールクーラー)
CPUクーラーi70C
横から比較した図(左I70C, 右リテールクーラー)

スペック

ポイント

I70Cの性能です。正直いって性能を求めるCPUクーラーではないのですが、純正クーラーよりも明らかに大きなファンと、明らかに大きなヒートシンクを備えています。

リテールクーラーの(恐らく)92mmファンに対して、I70Cは120mmファンになるため結構なサイズアップとなります。とはいえ、他サードパーティーから発売しているCPUクーラーと比較すると小柄ではありますので、マザーボード部品やメモリと干渉することは殆どの場合で気にする必要はないでしょう。

また安価な製品にも関わらず、ファンが 4-Pin (PWM制御) に対応しているのも大きなポイントでしょう。正直いまの時代に 3-Pin (DC制御)のファンを使う気にはなれません。

あとIntel限定になりますが、色んなCPUソケットに対応しているのは大きいですね。

INTEL LGA 115X ソケット用 (ブルーLED)

項目スペック
製品型番RR-I70C-20PK-R1
対応CPUソケットIntel LGA1200, LGA1156, LGA1155, LGA1151, LGA1150 socket
ヒートシンク素材アルミニウム / 銅
製品寸法120 x 120 x 60 mm
冷却ファン寸法120 x 120 x 25 mm
ファン速度650-1800 RPM (PWM) ± 10%
ファン風量37 CFM ± 10%
ファン風圧1.33 mm H2O ± 10%
ファン騒音値28 dBA(Max)
ファンコネクタ4-Pin (PWM)
ファンLEDBlue LED
出典:https://apac.coolermaster.com/jp/cooling/cpu-air-cooler/i70c/

INTEL LGA 1700 ソケット用 (アドレサブルRGB LED)

項目スペック
製品型番RR-I7C7-18PA-R1
対応CPUソケットIntel LGALGA1700 socket
ヒートシンク素材アルミニウム / 銅
製品寸法120 x 120 x 70 mm
冷却ファン寸法120 x 120 x 25 mm
ファン速度1,800 RPM ± 10%
ファン風量37.08 CFM (Max)
ファン風圧1.33 mmH2O (Max)
ファン騒音値28 dBA (Max)
ファンコネクタ4-Pin PWM
ファンLEDアドレサブルRGB
出典:https://apac.coolermaster.com/jp/cooling/cpu-air-cooler/i70c/

取付

取付はよくある、マザーボードの後ろからプレートを取り付けて、前面からねじ止めするタイプでした。ねじ止めタイプは確実で簡単に取り付けることが出来ますし、好感が持てるつくりです。

下手にギミックが凝らされてつくられたファンとか、ホントに付けにくいモデルもありますからね、、、。

あとマザーボードの後ろにつけるプレートですが、両面テープが付属しています。プレートって前面からねじ止めするときにズレちゃうことも多いんですが、両面テープで仮止め出来るおかげで、ズレずにめちゃくちゃ取付しやすかったです!

CPUクーラーi70C

冷却テスト

1.テスト条件

  • 使用CPU:Intel CPU Core i7 4770 (TDP84W)
  • 室内温度:エアコン設定 28℃ (8月中旬にテスト)
  • 備考  :Intel純正ファンは約4年間使用。グリス劣化の恐れ有り。
  •      Cooler Master i70Cは交換直後にテスト。

2.テスト結果(数値)

早速ですがテスト結果です! 数値的には下記になります。ただこのままでは比較し辛いので、グラフにもまとめてみます。

CPUクーラー負荷状態温度(℃)ファン回転数(RPM)
Intel純正アイドル時401,776
Cooler Master i70Cアイドル時371,273
Intel純正高負荷時802,347
Cooler Master i70C高負荷時761,483

3.テスト結果(グラフ)

グラフは上が温度で、下がファンの回転数になります。

3.考察

  • 回転数と温度の関係
    • アイドル時のファン回転数はI70Cの方が大きく低いにも関わらず、CPU温度は双方差がありませんでした。
    • 高負荷時は双方ともに同じくらいの温度にも関わらず、I70Cの方がファン回転数が大幅に低いものでありました。
  • 騒音レベル
    • 低負荷時については、どちらにしてもファンの音は聞こえない聞こえない程度の小さなものでありました。ただ高負荷時については、明らかにI70Cの方が静かでした。
    • 純正ファンは1700~1800RPMを超えたあたりから騒音が耳に付きはじめ、2300RPMを超えたときには、ハッキリいって五月蠅かったです。主観ですが、PCのある部屋で寝るのは避けたいくらいの音は出てました。

LED発光

このファンですが、パソコンの電源を入れるとブルーに発光します。少し残念な点としては、発光をOFFにしたり暗くする事はできません。ただ、価格の事を考えると仕方ない部分かなと。

明るいところなら仄かに感じる程度で物足りないくらいに感じるのですが、電気を消すと、実は猛烈に光っていたことに気づきます。もし寝室にPCが置いてあったなら、明るすぎて寝れないかもしれません(笑

CPUクーラーi70C
部屋が明るい時の様子
CPUクーラーi70C
部屋が暗い時の様子

所感

ほんといい買い物だったと思います。Cooler Masterって有名ブランドで、なによりこの価格、1220円とか安すぎです。価格があまりに安いものだから、純正より少しでも静かだったらいいなって程度で、正直期待してませんでした。でもテストしてみたら効果はちゃんとあって、コスパも最高です。

TDP84Wのモデルで使用率100%でのときにこの結果なら、TDPが100Wを超えるようなハイエンドモデル使うとか、オーバークロックするとか、そういった特殊な用途でない限りは実用に足ると思います。

唯一残念な点としては、明るさを調整できない点かな。暗い部屋では明るすぎて、絶対に気になると思います。まあ価格を考えれば仕方ない部分ではあるんでしょうが。

寝室で使うとか、机の上(目につく場所)で使わないなら、良く冷えて、セットし易く、コスパも高い、とても良い製品だと思いました!

↑今回のレビューはこちらの製品です。(INTEL LGA 115X ソケット用)

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↑定番のI70Cを Intel LGA 1700 ソケット用に、さらにLEDをブルーからRGBへ変更した製品です。

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