はじめに
AMDのB550マザーボードを購入してから暫く経過したことから、チップセットのドライバーを更新してみることにしました。
なおドライバー更新によって、機能が追加されたりシステムが安定する効果がありますが、逆に不安定になることもあります。システムが安定しているときは、あえて古いドライバーを使い続ける選択肢も十分にありますので、あくまで自己責任でお願いいたします。
なお、私が使っているマザーボードは ASRock の「B550M Steel Legend」です。めちゃ評判が良い「B550 Steel Legend」の microATX 版で、小柄で信頼性の高いマザーボードを使いたい方にはおすすめです。それに何より、基板がめっちゃカッコいいんですよ!!
ドライバー更新
ダウンロード
まずはAMDの公式サイトにアクセスし、最新のチップセットドライバーをダウンロードします。
なおチップセットドライバーはマザーボードのメーカーからもダウンロードできる場合がありますが、大抵の場合、更新が途中で止まっており、最新版ではないことが多くあります。よってAMDの公式サイトから入手するのが一番です。
なおサイトは英語ですが悪しからず。

アクセスすると以下のページに飛びます。

表示されたページから目的の製品を選択します。今回はB550マザーボードのチップセット用ドライバーを入手したいため「Chipsets → AMD Socket AM4 → B550」と選択し、その後「SUBMIT」を選択します。

自分が使用している OS を選択します。私は「Windos10 64bit」を使用していますので、下記の通り「Windows 10 – 64-Bit Edition」選択しました。最も、B550チップセット向けには「Windos10 64bit」しか準備されていないようですが。

必要なドライバー(ソフトウェア)を選択します。この今回はチップセットドライバーが必要であるため、一番上の「DOWNLOAD」を選択します。
なお下の2つはRAID用のソフトウェアとドライバーになります。これはSSD/HDDを2台以上使用し、RAIDを構築する場合のみ必要となるものです。
なおこの場合のチップセットドライバーの最新版は「バージョン:2.10.13.408 / 配信日:2020/10/19」であることが読み取れます。ここは適宜更新されていくので、必ずしもこの数値であるとは限らないことに注意してください。

上記で「DOWNLOAD」を選択すると、(使用しているブラウザの設定次第ですが)下記の通り保管するか否かを聞いてきますので、「保存」を選択します。

インストール
先ほどダウンロードしたドライバーのインストーラー(実行ファイル)をダブルクリックします。

インストールしたい機能のドラーバーを選択し、右下の「Install」をクリックします。通常は初めからすべてにチェックが入っていると思いますが、これはら全て必要なものなので、そのまま何も変えずにOKです。分かる方は適宜変更してもらっても大丈夫です。

インストールが始まりました。PCスペックにもよりますが、完了までに3~10分くらいはかかります。この感は絶対にPCの電源を切ったりしないでください。システムの根幹を変更していますので、ファイル破損すると大変なことになる場合もあります。

セットアップが完了すると「AMD Chipset Software installed successfull.」と表示されますので、同時に表示される右下の「Close」を選択します。

ドライバーの更新は以上で終了です。お疲れ様でした!!
インストール実績の確認
上記でドライバーの更新が完了しましたが、もし正常にセットアップされたか不安な方は、インストールされているバージョンを確認することができます。
具体的には、「コントロールパネル」の「プログラムと機能」画面より、インストール日やインストールされているドライバーのバージョンが確認できます。この場合は「インストール日2021/01/04、バージョン2.10.13.408」であり、今回選択したバージョンのドラーバーが正常にインストールされていることがわかります。

所管
ドライバーの更新は簡単なので、もしPCの調子が悪いなーと思ったらやってみるのもいいと思います。安定性が向上したり、機能が追加されりする場合もありますし。
ただし、BIOSやドライバーの更新は自己責任になりますで注意してくださいね。
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