はじめに
LPトークンを解体する必要が生じ PancakeSwap で解体を試みたのですが、PancakeSwap に LPトークンが表示されない事態が発生しました。
具体的には、「No liquidity found.」 とだけ表示されて、PancakeSwap で確認することができない状況で、これでは当然ながらLP解体もできません。
対処法
発生原因
この現象について調べてみると、どうやらマイナー過ぎるコインだと PancakeSwap に登録がなく、表示されないことがあるようです。ですので対応策としては、手動で指定してあげれば表示さえるようになります。
LPトークンを構成している通貨のコントラクトアドレスを特定
まずは LP トークンを構成しているコインの「コントラクトアドレス」を調べます。なお当然ながらになりますが、自分が何のコインを組み合わせてLPトークンを作成したかは、覚えておく必要があります。
コントラクトアドレスは、よほどマイナーなコインでない限りは「CoinMarketCap」で調べることができるでしょう。なお「CoinMarketCap」の使い方は調べると沢山出てくると思いますので割愛します。
しかしながら今回のコインは余程マイナーなコインだったため、今回は「BscScan」で調べることに。(このBscScanはBinance Smart Chainのトークインに特化したものなので、Ethereum ベースのトークンの場合にはEtherscan等を使用する等して対処してください。)
今回は PANTHER と BUSD を組み合わせた LPトークンの解体ですので、PANTHER と入力します。
それっぽいのが検索されたら、それを選択します。
表示されたページの右上にあるコントラクトアドレス(0x から始まる長い文字列)をコピーします。
コントラクトアドレスを用いて PancakeSwap で手動で表示
「Liquidity」メニューの下部にある「import it.」を選択。
LPトークンの元になっているコインを選択します。BUSD はメジャーなコインなので、簡単に選択できると思います。さて問題は PancakeSwap で、これを表示させるために「Select a token」を選択します。
先ほどコピーしたコントラクトアドレスをペーストします。そうしましたら、PANTHER と表示されましたのでこれを選択。
無事に PANTHER と BUSD の LPトークンが表示されました。この状態で左上の「矢印←」で戻って、通常通り解体作業でOKです。
以上で完了です!
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