はじめに
日本語環境下でUS配列キーボード(英字配列キーボード)を使用するとき、日本語入力のオン/オフ切替って少し面倒ですよね。
このとき Windows 環境の場合は、以下画像画面で設定し「Ctrl + Space」で 日本語入力のオン/オフ切替をしている方も多いと思います。Linux Ubuntu でも同様の動作となるよう、設定していきます。

Ubuntu 設定
「デスクトップ右上にある文字入力ステータス表示」を右クリック > Keyboard Settings

入力ソース > 日本語 (Mozc) > … > 設定

「一般」タブ > 「キー入力」の「MS-IME」 > 編集

編集 > エントリーを追加

以下の2項目をエントリーに追加
モード | 入力キー | コマンド |
---|---|---|
直接入力 | Ctrl + Space | IME を有効化 |
文字入力なし | Ctrl + Space | IME を無効化 |
※なお補足ですが、モードの「直接入力/文字入力なし」は、以下状態の事を示しています。
- 直接入力 :IMEが無効状態(=アルファベットが直接入力できる状態)
- 文字入力なし:IMEが有効状態(=ひらがな変換が有効になっている状態)

「OK」を選択。
なお「キーマップ変更は、新しいアプリケーションから有効になります」と表示されますが、実際には「メモ帳やブラウザ等のアプリ再起動では、設定変更は有効にならない」事に注意してください。
設定変更を有効にするためには「ログオフ&再ログイン」を行う必要があります。

「キー設定の選択」が「MS-IME」から「カスタム」に変わっている事を確認してから、「OK」を選択

先述の通り「設定変更を有効にするためには [ログオフ&再ログイン] を行う必要がある」ため、一旦ログオフします。

再ログイン後に適当なアプリケーション(メモ帳やブラウザ)を起動し、「Ctrl + Space」で IME オン/オフが切替できる事を確認してください。
所感
Windows環境の場合は設定画面から「Ctrl + Space」の動作を選択するワンアクションだけで、「Ctrl + Space」に「IMEのオン/オフ切替」が出来ましたが、Linux Ubuntu ではキー設定を追加する必要がありました。
とはいえ難しい設定ではないので、普段からUS配列キーボードを使用している人はさくっと設定してしまいしょう!
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