MZD 20mm F1.4 PROに最適 コンパクトな社外製レンズフード

カメラ
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はじめに

OM SYSTEM さんの マイクロフォーサーズ規格交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」(以降 20mm F1.4 PRO と記載)を購入しました!

大口径PROレンズとしては非常にコンパクトで気に入っていたのですが、使っているうちに少し気になる点が出てきました、、、

それは純正レンズフードの大きさです。折角コンパクトなレンズなのに純正フードが大きく嵩張ってしまいます。そんな中でピッタリそうな社外レンズフード「F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)」を見つけたのでレビューしてみます!

概要

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

商品名F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)
材質金属製(アルミ)
取付方法ねじ込み式(フィルター用ネジ部に取付)
対応レンズ28mm以上(35mm換算)
販売サイズ37, 39, 40.5, 43, 46, 49, 52, 55, 58, 62, 67mm
備考内側艶消し塗装、内側にフィルター取付用のネジ切り有り
公式ページhttps://f-foto.jp/c_hood/

今回は「ワイドタイプ」を購入しましたが、F-Foto のラインナップには「ノーマルタイプ(ワイドより厚みがある)」がある事に注意してください。

なおこういった汎用レンズフードにはいくつかの取付方法がありますが、今回は汎用レンズフードではメジャーな「フィルター用ネジ部に取り付ける方式」のレンズフードでした。

注意点として「28mm以上(35mm換算)」からの対応になると公式ページにありますので、広角レンズで使用する場合は四隅がケラレないように注意してください。

反射への反射映り込み防止対策として内側に艶消し塗装を施されているようですし、中々に丁寧な造りのレンズフードと感じています。

販売メーカー(F-Foto)について

このレンズフードは F-Foto というカメラ周辺製品を販売している日本企業のようです。公式ホームページをみると「2012年に創業した群馬県に本社がある日本のカメラアクセサリーメーカー」とあります。製造は主に海外でされているようですが、検品作業等は日本国内工場でされているようです。

F-Foto

レビュー

パッケージ

まずはパッケージですが、非常にシンプルで透明なプラスチックパッケージに入っています。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

単品の外観

上から見た写真ですが、非常にシンプルな造りかと。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

面白い点として、レンズフードの内側に、それも1段目と2段目のそれぞれにレンズフィルター用のネジ切りが設けられていました。つまり1段目にはプロテクトフィルターで2段目にはNDフィルターを付ける、のように、フィルターを2つつける事もできます(普通は小さいサイズの方にフィルターを重ね付けすると思いますが)。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

純正フードと比較(フード単品)

20mm F1.4 PRO の純正フードと並べてみました。

左が純正レンズフードで、右側がF-Fotoレンズフードです。上から見てもサイズが大きく違う事が分かります。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

横から見ると一目瞭然ですね。厚みが全く違います。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

純正フードと比較(レンズにセット)

①レンズ本体 > 純正レンズフード

まずは純正フードです。結構大きいです、、、

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO

②レンズ本体 > F-Fotoレンズフード

次に F-Foto の クラシックレンズフード です。レンズ本体に対するフードサイズは大分小さくなりました。これなら周りに威圧感を与えずに済みそうです!

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO + F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

③レンズ本体 > プロテクトフィルター > F-Fotoレンズフード

補足ですが、レンズ本体にプロテクトフィルターを付けてから、その状態から F-Foto クラシックレンズフード を付ける事も出来ます(写真ではOM SYSTEM純正のプロテクトフィルター「PRF-D58 PRO」を付けています)。

少しイレギュラーな使い方かとも思いますが、20mm F1.4 PROとの組み合わせでは四隅がケラレる事もなく綺麗に映りました(アスペクト比4/3でも正常に使用できました)。

この場合は全長がプロテクトフィルター分長くなりますが、フィルター自体は薄いものですし影響は気にならない程度でしょう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO + F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

参考:レンズ本体との接合部分の拡大

①本体 > 純正レンズフード

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO + F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

②本体 > プロテクトフィルター > F-Fotoレンズフード

プロテクトフィルター(PRF-D58 PRO)の分だけ熱くなっている事が分かります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO + F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

レンズキャップとの相性

この手の社外製レンズフードを付けたときは、レンズフードとレンズキャップの相性によってはレンズキャップがハマらなくなる事がたまにありますが、「20mm F1.4 PRO純正レンズキャップ」と「F-Foto クラシックレンズフード」では問題なく嵌める事が出来ました。

F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)

まとめ

良い点

  • フード含めたレンズサイズが小さくなる(純正レンズフードと異なり非常に薄い)
  • レンズフード内側の1段目と2段目のそれぞれに、レンズフィルター用のネジ切り有り。(2ヶ所にレンズフィルター用のネジ切があるのは比較的珍しい)
  • 内側艶消し塗装されており、反射による映り込みに配慮されている。
  • (マイクロフォーサーズセンサ特有の)アスペクト比4/3画像でもケラレる事なく使用可能
  • 「①レンズ > レンズフード」でも「②レンズ > プロテクトフィルター > レンズフード」のどちらの順番でも、好みに合わせて柔軟に使用可能。

イマイチな点

  • 純正品と比較し遮光性に劣る(サイズとのトレードオフなので止む無し)
  • マイナーなフィルターサイズのレンズでは使用できない(サイズラインナップが少な目)
  • 社外レンズフードにも関わらず、純正レンズキャップがそのまま使用できる。

所感

今回買った「F-Foto クラシックレンズフード(ワイドタイプ)」ですが、正直良いです!

「20mm F1.4 PRO はレンズ本体は非常にコンパクトで良いのにフードが大きく勿体ないな・・・」と思っていましたが、これならコンパクトに持ち運びできそうです!

あとマイクロフォーサーズセンサは(フルサイズのアスペクト比3/2と違って)特有のアスペクト比4/3ですが、20mm F1.4 PROとの組み合わせではけられず安心しました。もしケラレタラどうしようかと思っていましたが。良い買い物になりました~

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