はじめに
冬になると気温が下がってきますが、それと同時に湿度も大きく下がってきます。また暖房機にエアコンを使おうものなら、更に湿度が低下して大変な事に、、、
今回は在宅ワークの快適環境を目指して加湿器「ドウシシャ Korobaan 200S」を購入したので、レビューしてみます! ちなみに価格はAmazonで5,980円(2025/01/02現在)と中々手を出しやすい価格帯だと思います。
なお今回加湿器を選定するにあたり重要視した事は、以下の3つになります!
- メンテナンスがとにかく楽であること
- 衛生面の管理が楽である事(スチーム式であること)
- 本体サイズが小さいこと(卓上サイズであること)
Korobaan 200S を選んだ理由
数ある加湿器の中から、今回は「ドウシシャ Korobaan 200S」を選びました!
その理由は以下になります!
メンテナンスがとにかく楽であること
実は別の加湿器も保有しているのですが、それは現在使用していない状態です。その理由としては「メンテが大変」であるためです。使ったとき/後のメンテナンスが大変で中々使う気になれず、押し入れに仕舞ったままになっている年が多くありました。
ですので「気楽に使える事」を、加湿器を選ぶうえでの最重要項目として探した次第です。
スチーム式(=加熱式)であること
「メンテナンスがとにかく楽であること」にも関係するのですが、スチーム式(=加熱式)は「水を沸騰させて蒸気を生成する」ため、菌が発生しにくく衛生面の管理が楽にすむ場合が多いです。したがって(メンテをサボるのはあまり良くはありませんが)他の方式に比べて、メンテをサボってしまった場合のリスクも低く済みます。
その他の方式としてよくある「超音波式」の加湿器は「超音波振動でミストを発生」させています。これは熱を使用しないぶん消費電力は下がりますが、メンテをサボって使用した場合、菌を空気中に放出してしまうリスクもあり避けたいと考えました。
本体サイズが小さいこと
これは単純ですね。私の場合は机の上に加湿器を置きたかったので、卓上サイズを選びたかったという理由があります。
商品概要
スペック
以下に Korobaan 200S の性能をまとめました。なおこのスペックは「Korobaan 200S の公式サイト」から引用しています。
商品名 | Korobaan 200S (コロバーン 200S) |
型番 | KSY-201 / KSY-2011 |
消費電力 | 180 W |
サイズ(約) | W24.5 ×D12.5 ×H29.0 cm |
質量(約) | 1.3 kg |
加湿方式 | スチーム式(加熱式) |
加湿性能(約) | 200ml/Hr |
適用畳数(約) | プレハブ:6畳, 木造:3畳 |
連続加湿時間(約) | 8 時間 |
※「適用畳数」の「プレハブ」は「アパートやマンション」に置き換えて大丈夫だと思います。
加湿力
まず Korobaan 200S は加湿量を選択する機能が無く、「ON / OFF」の操作しかできません。その上でになりますが、「1月上旬に8畳の洋室で、エアコン20℃設定状態」で、「湿度は約50~65%」になりました。
湿度は一般的に「40~60%がベター」と言われていますので、「丁度良い~少し高め」という感じでしょうか。(なおエアコン20℃設定状態は低めの温度設定ですから、25℃あたりにしたら丁度良い感じで使えるかもしれません)
少し気になる点としては、先述の通りKorobaan 200S は加湿量を選択する機能が無く、「ON / OFF」の操作しかできません。この機種はシンプルな事も取り柄の1つではあると思いますが、「強・弱」の2段階くらいは設定できると非常によかったのでは、と感じました。(加湿し過ぎの場合、電源をOFFにするしかありませんので)
良い点/気になる点
※気になる点を多く書いてしまっていますが、個人的にはレビューを書いて人に薦めたいくらい、非常に満足しています!!
それに Korobaan 200S は非常に安価でありますし、正直この価格帯でこれ以上は求めすぎだと思います(もっと高機能な加湿器が欲しい場合は、10,000円オーバーの商品から選ぶべきかと、、、)。
良い点
- メンテナンスが楽で衛生的:構造がシンプルで清掃が非常に簡単。フィルター類の消耗品もなく、気楽に使用できます。
- 水の残り量が一目で分かる:給水ボトルの中の量が一目で分かるので、水が切れる前に補充し易い
- 見た目がダサくない:給水ボトル/蒸気筒がガラスでできている事もあって、(高級感があるとは言えませんが)決してダサくはありません。
- 蒸気筒は見た目より熱くならない:蒸気筒がむき出しのため、一見するとかなり熱そうに見えますが、触ってすぐ火傷しそうなほど熱くはなりません。
- 軽量コンパクト:机の上に気楽に置けるくらいコンパクトです。
- 価格が安い:Amazonで5,980円(2025/01/02現在)と、安価で購入しやすい事。
気になる点
- 「静か」とは言い難い:蒸気筒の下では水が沸騰しており、多少は音がします。煩いとまでは言えませんが、決して静かとは言い難い、というのが感想です。おおよそ「理科の実験で、フラスコに入った水をアルコールランプで沸騰させているときの音」をイメージいただくと良いかもしれません。
- 上記筒から出てくる蒸気が熱い:蒸気筒自体はそこまで熱い事はありませんが、蒸気筒から出てくる蒸気は普通に熱いです。蒸気筒の吹き出し口に長時間手を置いたら、間違いなく火傷すると思います。
- こかした時のリスクが高い:給水ボトル/蒸気筒がガラスでできているため、こかしたらたぶん割れます。あと給水時にどうしても少し気を使います。
- 子供やペットが居ると危険:上記筒から出てくる蒸気が熱く、またガラスでできているため点灯させたときのリスクが総じて高いです。小さいお子さんやペットが居る場合は、避けた方が良いと思います。
- 細かい操作が出来ない:ボタンは「電源ボタン/リセットボタン」の2つのみで、細かい設定ができない。せめて「強・弱」の2段階では設定できると良かったのですが。
- 電源コードが取外し不可:ケーブルを足等で引か掛けると、本体を点灯させてしまう恐れがあります。(もしマグネットコードならば、万が一コードをひっかけてしまった際にコードが本体から外れてくれますので、安心できたのですが)
どちらにも取れる点
- スチーム式(加熱式):スチーム式(加熱式)が良いか、「超音波式」が良いかは、人により評価が分かれるポイントだと思います。私は間違いなく「スチーム式(加熱式)」の方が良いですが。
- 「寝室専用」ではない:パッケージに「寝室専用」と書かれていますが、寝室以外でも使用できる(寝室ではなく、寧ろ小さ目のリビングでの使用に適しているように感じました)。
その他のレビュー
開封
まずパッケージですが、これには「寝室専用」とデカデカと書かれています。「寝室専用」とは書かれていますが、寧ろ寝室ではなく、小さ目のリビングでの使用に適しているように感じました。
開封すると、内容物は以下4つ(とマニュアル)の通りでした。とてもシンプルな造りで納得です。
このうち上段にあるリング状の物体は「給水時に使用するゴム製の滑り止め」で、給水ボトルに被せるように付けて使用します。もちろん使わなくても使用できます(私は使っていません)。
これらを組み立てると、以下のようになります!
正直見た目は価格なりで高級感はありませんが、寧ろ良い方で、悪くはないと思います。やっぱりガラスでできている、という部分が安っぽさを低減してくれているのだと思います。
使ってみる
まず操作は非常に単純です。ボタンは「電源」と、その反対側の「リセット」の2つだけと、非常にシンプルです。個人的には「強・弱」くらいの設定があった方がよかったとは感じます。
なおリセットボタンは「給水ボトルが空になって加湿器が自動で止まった」あと、リスタートさせるために使用するボタンです。
こちらは本体を、給水ボトルと蒸気筒を外した状態で上からみた写真です。
みての通り非常に簡単な造りで、掃除(メンテ)は簡単にできます! ちなみに真ん中の「水路カバー」は簡単に外すことができるので、この中も簡単に掃除できます。
本体を下から見た写真です。真ん中のリング状の部分はゴム製の滑り止めで、これがあるので本体が滑り辛くなっています。給水タンクと蒸気筒がガラス製のためこかすと一大事ですが、この滑り止めのおかげである程度安心できます。
ちょっと残念なのは電源コードで、これは本体直付けになっています。ここは出来れば「マグネットコード(ホットプレートや電気ポットで多用される、マグネットでくっつけるタイプのコード)」になっていると安心できました。あれなら万が一コードをひっかけてしまった際にコードが本体から外れてくれますので、加湿器本体をこかす恐れが低減されるからです。
所管
気になる点を少し多く書いてしまっていますが、正直、買ってみて非常に満足しています!
どんなにいい製品でも、使わなければ意味がありません。その点これはシンプル重視な製品なので細かいコントロールは出来ませんが、その分メンテも簡単で、とても気楽に使えます。
冬のエアコン使用時はどうしても感想してしまいますので、加湿器はあった方が良いと思います。といいますか、使ってみて快適度が本当に上がりました・・・!
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